イントロダクション
ジュエラーの仕事に変革の時が訪れています。ロストワックス鋳造に対応する3Dプリント用材料の登場がその変革を加速していると言えるでしょう。独立系デザイナーがコンセプトの考案から試作までを自身のスタジオで行えるようになったのです。鋳造所では生産能力が向上し、製作品目の多様化が進んでいます。デジタル製作技術がジュエリービジネスを成功させる鍵を握るようになってきました今、本書ではFormlabs製3Dプリンタで精細なデザインをもつジュエリーの鋳造方法についてご説明します。
Contents
- ダイレクトインベストメント鋳造とは?
- 鋳造用の設計
- 鋳造用パーツのプリントと準備
- スプルーツリーを作る
- 鋳型を準備する
- バーンアウトと鋳造
- バーンアウトスケジュール
- 鋳造に関するトラブルシューティング
ダイレクトインベストメント鋳造とは?
ダイレクトインベストメント鋳造は、幅広い種類の金属で大小のパーツを製造する時によく用いられる金型製造法の一つで、ワックスを使用する場合には、ロストワックス鋳造とも呼ばれています。5,000年以上前に生まれた鋳造という技術は、金属部品を製造する最も容易な方法として知られ、製作者に幅広い種類の素材を使って製作する自由を与えています。
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