技術資料

10万円以下の格安光造形3Dプリンタの隠れたコストとは

本技術資料では、格安光造形3DプリンタとFormlabsのSLA光造形3Dプリンタ Form 3+のランニングコストを含めたトータルでのコストと使用感を比較します。

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エグゼクティブサマリ

光造形3Dプリントは、高い造形品質とコスト効率でラピッドプロトタイピング、ラピッドツーリング、受注生産などを実現する、既に確立された技術です。格安3Dプリンタの価格は、わずか4万~10万円と、Form 3+の331,000円(消耗品を含めたBasic Package)に比べると大幅に安くなっていますが、弊社の行なったコスト分析では、企業が月に平均6点の造形を行う場合、以下のような差が出ることがわかりました。

  • 代表的な格安3Dプリンタを1年間運用することで131時間 or 849,929円相当がForm 3+の年間運用時より余分にかかってしまう。
  • Form 3+運用時のコスト効率は、代表的な格安3Dプリンタのそれを41回のプリントまたは運用開始7カ月で追い抜いてしまう。

本レポートでは、これら利点の詳細だけでなく、Formlabsプリンタと格安3Dプリンタの技術的な違い、そして本来は家庭用である格安プリンタを業務に導入することでイノベーションや企業の成長にどのようなリスクがあるのかを詳しく解説します。

はじめに

アディティブマニュファクチャリング(AM)は、3Dプリントとしても知られ、多くの業界で製品開発や製造工程で導入が進む強力なツールとなっています。ただし、実際に企業がAM設備を購入し、運用するには当然ながらコストを要します。これらの業界で働くプロフェッショナルの多くは、3Dプリンタに関するコストのうち、予測可能で目に見えるもの(装置、材料、保守料金)を適正に認識されています。ところが3Dプリンタの運用には、いくつかの目に見えないコストが存在し、ランニングコストにも大きく影響します。この見えないコストとは、人件費や作業者のモチベーション、見通しが立ちにくいプリントの成功率、工程遅延などで、実際の現場ではこれを許容する余裕はありません。
3Dプリンタを評価して比較する際には、コストを最大限効率的に使い、生産性を高め、費用対効果を長期的に良好に保つためにも、こういった隠れたコストを把握することが重要です。購入前に隠れたコストを明らかにするためには、プリンタの4つの重要な特性を評価する必要があります。それは、ノウハウ習得に要する期間、作業手順の複雑さ、プリンタの造形成功率、造形品の品質と機能です。これら4点はすべて、作業に要する人件費、製品開発の遅延やプリント失敗によるあらゆる損失がすべて増加することになり、プリント時間そのもの、あるいはランニングコストに影響を与えてしまいます。

作業手順:格安光造形プリンタとForm 3+の比較

光造形3Dプリンタの運用では、材料選定、造形ファイルの準備、プリンタと材料のセットアップ、プリントジョブの開始と進捗管理、プリント失敗時の再プリント、後処理、メンテナンスなど、ランニングコストに影響する作業がいくつか存在します。

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